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トルコ旅行記 最終章
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カッパドキアにいたトルコ流?!雪だるま。国旗を持たせるところからも愛国心が見えるでしょ?

さて、旅行写真はフリッカーにあげたので、ブログでは今回の旅行で一番印象深かったことを書いて旅行記を〆ようと思います〜。トルコと日本の事。

明治23年、トルコの軍艦エルトゥールル号が、和歌山県の海上で遭難し、爆発、沈没し大惨事となった。そのとき、和歌山県の住民たちが、献身的な救助、介抱に当たったそうな。この結果、69名が救出され生還することができた。その後山田虎次郎さんという方が犠牲者の遺族にたいし、自ら義援金を集めトルコに単身渡ったそうな。のちに虎次郎さんはトルコと日本の友好関係に何役もかいます。トプカプ宮殿には虎次郎さんから送られた日本の鎧と刀が展示してありました。この出来事はトルコ国民の間で美談として伝えられているそう。

その後、イラン.イラク戦争の1985年。イラクのフセインが「今から48時間以降、イランの上空を飛ぶすべての飛行機を撃ち落とす」という声明を発した。これにより各国の政府は自国の航空会社により自国民を救出。が、日本の航空会社は定期便を持っていなかったため、現地との調整に手間取り、現地の日本人200名以上は搭乗便を確保できず取り残されてしまった。

そんな中ぎりぎりの状態でトルコの航空機が派遣を申し出てくれ、2機のトルコ航空機がテヘランへ派遣された。2機のトルコ航空機が215人の日本人を乗せてイラン国境を越えた時はタイムリミット直前だったそう。自らの命をはったトルコのクルーたち。機内ではいつもと変わらないサービスだったそうで、国境を越えたときは機内で拍手がわき上がったそうな。日本人はトルコ航空機により助けだしてもらった。この話を聞いて泣いている女子や涙をこらえていた相方がいました。

この歴史を日本人はどれだけ知っていますか?トルコ国民は日本人にたいしてとても友好的に思っている。なのに日本人は歴史を知らな過ぎると現地のガイドさんに言われて胸が痛かった。知らない人のために伝えなければ、もっと伝えやすい絵本があってもいいなと思った。歴史はウソをつかない。今度旅行に行くときはもう少し知識を持って出かけようと思う。

詳しくはWiki エルトゥールル号遭難事件Wiki トルコ航空を見てみてくださいね。
by goegoegoe14 | 2007-02-26 22:40 | travel
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